2006-07-02 :-)
_ SE を極める 50 の法則
この本で筆者が何度も言っていること。
「 SE はマンパワーではない 」
筆者は現役のころからマンパワーとか人・月という言葉が大嫌いであった。スキルではなく、人間そのものを売っているような気分になるからである。
開発プロジェクトを例にとれば、上流工程、すなわち設計段階まではマンパワーは関係ない。スキルがものをいう。できる SE が設計したシステムはダメな SE が設計したシステムとは比較にならない。にもかかわらず、現実はできる SE もできない SE も 1 ヶ月いくらで取引されている。( p.115 )
ここはまだ租借できてないのだけど
- 誰がやっても同じ物を作れる
- 人間を売る → 人間は代替可能な部品である
という気持ちがあったのだろうか。
- 誰がやっても同じになる物を売るのではない
- 高いスキルを持った SE が作った高い品質、高いサービスを売るのである
ということかな。
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_ 要求定義のチェックポイント427
客先によっては要求仕様書を貰い、要求仕様書をもとにして設計仕様書などを作る( 私が経験したところはほとんど要求仕様書があったけど、無いところもそれはそれでいくつかある )。
要求仕様書もモジュールの命名規則まで書いてあるものから、ハードウェアの要求仕様が書いてあるだけのものもある。
そういったところに要求の曖昧性がある。
曖昧性をすべて具体的な設計に落とし込む。
というときに確認するべき項目を羅列してある。
- ここでキャンセルしたら何が起きるべき?
などなど。
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