2007-02-09 :-)
_ 送り元間違え
From を間違えて ML ( メーリングリスト )にメールを流しました。 朝っぱらからエラーメールを 2 通発生させてしまいました。
最近は PC を操作して ML を使うという習慣が無くなりつつあります。ケータイ ML はよく使ってるんだけどね。
_ [MIT][NHK][仕事の流儀][石井裕]NHK プロフェッショナル 仕事の流儀
- 曖昧な答えはアイデアが考え抜かれていない
- 自分は凡人、2 倍働いて 3 倍成果を残す
- 過去の研究を捨てることが新しいことを始めるチャンス
- チャレンジせずに人生を終わらせることは情けない
- 走り続ける原動力は屈辱感
- 日本で何か作る → ふーん、でもそれアメリカではやってないじゃん
- なぜ? 誰のために? それでどうするの?
日本の競争。みんなの条件を整えて 1 方向へ進む。1 方向で競う。
MIT の競争。条件はバラバラ。多方向へ進む。
_ 世の中には 2 種類の人間がいる
という言葉をよく見かけます。いまの文脈で主題にしていることについて人間を 2 種類に分けているんです。ようするにそのことについてフラグが立っているか立っていないかということです。
「 『世の中には 2 種類の人間がいる』などとなんだか哲学みたいなこと言ってるなあ 」と思ってしまうけど、「 これはフラグだ 」と考えれば分かりやすいです。そうすれば日常にも応用できます。たとえばこう。
- 世の中には 2 種類の人間がいる、ナチュラルとコーディネーターだ
- 世の中には 2 種類の人間がいる、深く掘り下げる者と広く浅く手を出す者だ
- 世の中には 2 種類の人間がいる、「ファイナルファンタジー」を「ファイファン」と呼ぶ者と「エフエフ」と呼ぶ者だ
- 世の中には 2 種類の人間がいる、地図を回して読む者と回さないで読む者だ
簡単ですね。あることとその反対のことを並べるだけです。最後の地図のところがいまいちですが。「世の中には 2 種類の人間がいる」は自分の都合がいいように話題を導くために使うといいかもしれません。
_ [脳内][パターン][はてな][ツッコミ][コメント][アドリブ][キャッシュ][コミュニケーション能力]コミュニケーション能力とはなんぞや( 2 )
コミュニケーション能力とは入力、処理、出力が速いこと。
前回の続きです[ 2007-02-01 ]。当時の m_pixy さんからのツッコミ[ 2007-02-01 ]と、以前はてな日記に貰った矢道さんからのコメント[ 2006-01-20 ]を思い出して整理してみました。
m_pixy
- 相手が言っている文脈を理解する能力
- 相手を笑わせる能力
- ネタ振りに対してアドリブを返す能力
例の中だと、コミュニケーション能力はこの3つくらいなのかなぁと思います。ちょっと極端過ぎるかもだけど。
矢道 『2. 脳内で過去の経験から一番近い(正しい)と思われる記憶を検索
で、出来る人ってのが、この記憶を効率良くキャッシュにのせてるから、2. の検索が極小時間で終わると。
色んな事に対して要領の良い人はこのキャッシュが色んな行動毎に分割されてて、一つの事に対してはってのは、キャッシュの大部分がその行動に対して割り当てられてると。
はてな日記に書いたほうはコミュニケーション能力とは違う話題でした。はてな日記に書いた技術での直感、矢道さんのコメント、m_pixy さんのツッコミは共通していると気づきました。技術の直感とコミュニケーション能力では
- 入力
- 処理
- 出力
という流れが共通しています。コミュニケーションでは入力、処理、出力は各々以下のように対応します。
入力 | 相手の言葉 |
処理 | 問題領域での過去の記憶を検索し記憶を取り出し言葉を組み立てる |
出力 | 言葉にして相手に伝える |
たとえば私が誰かと会話しているとします。ある話題について私の考えがまとまっていなかったり、相手が言ったことを理解するのに時間がかかったりすると以下のような状態になります。入力を貰ったあとの処理( 過去の記憶の検索 )に時間がかかっています。
相手「 カクカクシカジカ? 」
ヲレ「 あ、や、その、それはね、あはん?あー、そうそう! カクカクシカジカ! 」
そうではなくて私がその話題についてごく最近同じ話題をしたり、自分の考えを整理していると記憶の検索が速くなります。
相手「 カクカクシカジカ? 」
ヲレ「 カクカクシカジカ! 」
はてな日記への矢道さんのコメント「キャッシュが行動毎に分割されている」というのは、たとえば
- 入力:青色の話題
- 処理:過去の記憶から青色の話題を検索する、そして青色の話題は記憶にパターン化してあるので検索が速いし言葉の組み立ても速い
- 出力:青色パターンを回答する
といった流れでしょうか。ちょっと違うかな。
_ [おひる][金谷ホテルベーカリー][パン]おひる
金谷ホテルベーカリーのパン。
_ [飯][金谷ホテルベーカリー][カレー]飯
金谷ホテルベーカリーのカレー。って昨日から金谷づくし。
カレーソースとカレーの具の袋が入ってます。鍋に入れて温めたり耐熱皿に入れて電子レンジで温めたりします。いわゆるレトルトカレーですね。
僕のコメントは脊髄反射的なやつでいまいちだったけど、整理されたのを見てなんかちょっといろいろ浮かんできたかも。そもそも前回のコメントは「コミュニケーション能力」と「コミュニケーション能力を土台にした他の能力」の区別をつけるという意図が大きかったです。<br>入力/出力という観点で言うと、<br>・相手が話したことを理解する能力<br>・自分が伝えたいことを相手に伝える能力<br>ということになるかと思います。でも実はこれは自分だけで成立するものではなくて、相手が伝えてくれる内容によって理解できるかどうかは異なるし、自分がどんなに丁寧に伝えても相手が理解してくれないこともあるかもしれない。そういう意味でこれらは相手との共同作業ということになると思います。<br>じゃあそういう中で、自分の「コミュニケーション能力」というのをどうやって測るか、というと「コンテキストを理解する能力」というのかそういうものなんじゃないかなと。極端に言うと、相手がどんな伝え方をしてきても、その背景を理解してあげられれば自分は理解できるわけだし、自分が伝えるときにも相手の知っている範囲を理解しておくことで、その伝わる確率はぐんと上がるのではないでしょうか。<br>今回あげられている例は、「判断の速さ」「直感力」みたいなところにフォーカスされてますよね。記憶をたどるのに時間がかかろうとも、僕はそれはコミュニケーションにはあまり影響を与えないと思います。ボクトツとした話し方をしていても、言いたいことが伝わってくる人っていますよね。(その逆も)<br>「入力」と「出力」の間にある「処理」という点で言うと、上記の「コンテキストを理解する能力」が重要なのかなと思いました。<br>長文すみません。