2021-07-25 :-)
_ 舞台『盾の勇者の成り上がり』 千秋楽を見ました
7/15 から始まって 7/25 まで全 15 回の公演でした。無事に完走されました。お疲れ様でした。
最後はスタンディングオベーションでした。私は過去何回か芝居を見たことがありますが、スタンディングオベーションは初めてでした。レ・ミゼラブルでもこんなことは無かった。
カーテンコールでの岩谷尚文役の宇野結也さんの言葉が切実でした。「理不尽な思いをしても前を向いて行動する。きっと誰かが見てくれている」たしかこんな言葉でした。普段であれば盾の勇者の立場の言葉であろう、と思うだけですが、いまこの言葉は重さがあります。
盾の勇者は、劇中では召喚された時点でなぜか全国民から忌み嫌われ、国王や王女の謀略により虐げられ、それを真に受けた他の勇者たちからも見下され、まったく理不尽な扱いをされます。盾の勇者というだけで。現代は新型コロナウイルスという人間がどうやっても管理できない事象が発生しており、それを少しでも制御しようと自粛をするなどしています。舞台『盾の勇者の成り上がり』も去年の公演が延期されました。そしてようやく 7 月に上演できました。役者の方々は 1 年間 耐え忍び、ようやく上演できたのです。ファンも然り。開幕されてからも感染拡大を防ぐためにスタッフ、観客みんな注意し、舞台は中止することなく完走されました。