2018-04-28 :-)
_ アニメ映画BD鑑賞会
@shoxygen_ による鑑賞会。お疲れさまでした。
ポッピンQ
今世紀最高作品の一つ。よい。いつ見てもよい。
ひるね姫 〜知らないワタシの物語〜
これは上映当時 見に行くのを忘れていた。音楽が下村陽子さんです(FF15ヴェルサスとかキングダムハーツとかで有名)。
ココネの現実と夢を行ったり来たりします。序盤は現実と夢の境目が明確なんですが中盤あたりから現実と夢が混ざり始めるので初見はかなり混乱します。途中はココネが寝ている間(夢の世界)にココネの体を他の誰かが移動させている(自動運転車での移動だったり新幹線での移動中だったり)のだと解釈できるんですが、とくにラストでココネが天井から落ちそうになっているのは夢遊病になっているとしか解釈できないですね。どうすんだろ。
技術的な話題としては、自動運転が完全自動運転(レベル5)を達成した、という世界です。完全自動運転車は PSYCHO-PASS に登場していましたね。
ココネの母親は「事故死」したとのことだけど、エンディングを見るとどうやら自動運転の試験中の事故だと思われる。
ココネの名字が「森川」なんだけど、がんばれ森川君2号 をリスペクトしたんだろうか。
夜明け告げるルーのうた
初めて見ました。名前は耳にしたかなあ、というくらいの認識ですが、劇中の絵がいくつか他のどこかで引用だったか紹介されていたのを見たことがアル気がします。
人間と人魚の共存の話題。結局人魚をその地に束縛(?)するための祠だったかなんだったかが壊れてしまったので人魚とはお別れします。でもそれでよかったのかもしれません。人魚との騒動があるまでは町の東側かな、太陽が登る方角に岩山が存在し、日が当たらない地域でした。だから町の名前が「日無町」です。過去にあった人魚との逸話が暗いモノとして現代に影を落としている、ということを表しているのだと思います。実際 町には過去に「人魚の被害にあった」(と思っている。実際には人魚に助けられたのだが、その事象の一部の側面しか見ていなかったので「被害にあった」のだと解釈されてしまった)という人達が何人か居ます。そして人魚や人魚にまつわる場所は畏怖され、近づかないように言われています。そのような暗い文化が今回の騒動により人魚への誤解がとけ、岩山が壊れ、町に日がさすようになり、明るい雰囲気として、明るい未来として描かれたのだと思います。
そしてもうひとつのテーマとして主人公のカイが徐々に心を開いていく様が描かれています。親は別居し、その影響で家庭でも口が少ないし、家に居ても家族と話さず、部屋に引きこもり、Youtuber のような生活をしています。そして同級生(?)ともあまり会話せず、やはりこちらとも心を開いていません。それが人魚(ルー)との交流を通じて、ルーのことが「好きだ」という気持ちを表明することのより徐々に周囲と心を開いていきます。
「好きなものを好きだって言える それだけでとっても幸せな気分になれるんだ」
と 20 年ちかく前の坂本真綾も歌っています( 「I.D.」 DIVE (坂本真綾のアルバム) - Wikipedia )
打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?
ひたすら「なずなは可愛い」ということを描いた作品です。なずな可愛い。
きみの声をとどけたい
GYAO の配信です。目と鼻から汗をだばだば流しながら見ました。いつ見てもいいです。