2021-08-26 :-|
_ iSCSI 使い方
LIO ターゲットは Linux 2.6.38 からカーネルに含まれています。ただし、iSCSI ターゲットファブリックが含まれるようになったのは Linux 3.1 からです。 重要なカーネルモジュールは target_core_mod と iscsi_target_mod です。
カーネルコンフィグで CONFIG_TARGET_CORE と CONFIG_ISCSI_TARGET を有効にする( y
or m
にする )と target_core_mod と iscsi_target_mod が使える。というかモジュールとして生成したい場合は m
にする必要がある。 ( y
にするとカーネルに組み込まれるため lsmod には現れないので )
% lsmod
Module Size Used by
iscsi_target_mod 299008 1
target_core_mod 352256 2 iscsi_target_mod
menuconfig を使えば依存関係も解決してくれるので menuconfig を使うのがよろしい。メニューはここにある。
Device Drivers
<M> Generic Target Core Mod (TCM) and ConfigFS Infrastructure
<M> Linux-iSCSI.org iSCSI Target Mode Stack
フリーブランチ版のパッケージを使用することを強く推奨します: targetcli-fb, python-rtslib-fb, python-configshell-fb。 フリーブランチを使用する場合 python-rtslib-fb に systemd の target.service が含まれています。
targetcli はコマンドラインツール。 rtslib は targetcli から利用される。どちらも Python で書かれている。Ubuntu も 18.04 からはパッケージは fb 版に切り替わっている。ちなみにリポジトリはこちら
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