2019-11-24 :-)
_ [ブリドカットセーラ恵美]judgement~泡沫二映ス胡蝶ノ夢~ を見ました
ところで登場人物のうち何人かはダブルキャストです。たとえばヴァイオレットというキャラクターがいるんですが以下 2 名が演じていました。
- 朝井彩加
- 瀬戸麻沙美
瀬戸麻沙美さんはポッピンQという作品の主役として有名です。すいません、もっとたくさん演じてます。
朝井彩加はTwitterアカウントをフォローしてるけど誰だったかと思い出せなかったんだけど桜庭ローラ(アイカツスターズ)のひとだった。
終演後にブリドカットセーラ恵美さんに挨拶。挨拶どころかたぶん 5 分くらい会話しました。いま浮かれてます。浮かれてます。
物販で本作品の台本(役者たちが使ったものと同じものだそうで)が売っていて、買うつもりはなかったんですが、カーテンコールのとき藤丸亮さん(脚本)が「いつも持って帰るのが重いんです」「いま笑ったひと、買ってね」と説明していて、不覚にも笑ってしまったので買いました。あとサインが貰えるらしい。
ということで本多諒太さんと藤丸亮さん(「ほんまる」の二人。主人公役の人と脚本の人です)のサインを頂きました。
セーラさんにもお願いしてみたけど「事務所からNGと言われてる」とのこと。まあ、そうなるな。
台本を読みましたが、演劇を見た時に感じたことや想像した設定について答え合わせをしているようです。
言葉にしないと伝わらない
劇中でアピールされていることが 1 つある。
「言葉にしないと伝わらない」。
それはそう(ちなみに終演後に本多諒太さんからサインを貰ったときに、本多諒太さんから「1 つだけ覚えて帰ってほしい」と、やはりこの言葉を言われた)。
そしてクライマックスで、死にゆくヴァイオレットのセリフにこんなセリフがある。
「大好きな人に、大好きと伝えられることふあこんなにもうれしいことで。大好きな人に大好きと伝えられないことは、こんなにも悲しいことだったのですね」
ヴァイオレットは、スノーホワイトとインディゴ(兄弟のような立場)には「大好き」と言えた。しかし愛する相手 蓮には「大好き」とは言えなかった。そしてそのままヴァイオレットはこの世界から消滅する。
この場面で咽び泣く観客がそこそこ居るわけですが。それもそう。わかる。まあ、わかる。それはそうだけど。「好きだ」と言うのは容易いことだ。相手に言えばいいだけだ。簡単だ。だけど、素直な言葉を言っていい場合とそうでない場合がある。ハゲに「ハゲ」と言うのはあまり褒められたことじゃないというかやめたげて。クソコードに「クソコード」と言うのはどうよそれ?という話題は数ヶ月前にありましたね。
芝居は芝居。現実は現実。芝居に感化されて現実で素直に行動するとただの痛い人になる。それが「社会」という面倒くさいものなんだる。
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