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ヨタの日々

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2017-04-23 :-)

_ [キネカ大森][ポッピンQ][虹色ほたる]キネカ大森で ポッピンQ<名画座2本立て> を見てきました

「虹色ほたる」と「ポッピンQ」の 2 本立てです。

IMG_4046

虹色ほたる

「虹色ほたる」は 2012 年公開の映画なんですが今回のキネカ大森上映で初めて知りました。「タイムスリップ」「ボーイミーツガール」と、デザインパターンとしては「君の名は。」と同じなんだけど、なぜ「虹色ほたる」が少なくとも私の観測範囲に入らなかったのかさっぱり分からないんだが、「虹色ほたる」と「君の名は。」の差異といえば東宝と東映の違いくらいしか無くて、つまり東映さんは宣伝が足りなかったのでは という感想が出てきます。

タイムスリップした先が昭和52年(1977年)なので私が生まれた年と同じなのでかなり感情移入してしまった。

二人をタイムスリップさせた「蛍じい」(たぶん神の類) はタイムスリップから現代に戻ればタイムスリップしてたときの記憶は無く成る、という制約を作っていたにも関わらず、現代で二人はまた再会してしまったという。結局蛍じいは二人の強運ぶりに呆れ果て、虹色ほたるによる奇跡を起こし、二人を結びつけた。人間の強い想いが神をも動かしたというこれは「人間賛歌」であろうか。いや、青天狗の若い頃に「虹色ほたる」が村を救う奇跡を起こしたので、今回も「虹色ほたる」による奇跡であるか。「蛍じい」による単なる気まぐれかもしれない。けど、その「蛍じい」を動かしたのはたった二人の若い男女であることもたしかだ。そしてなかば生きることを諦めていたさえ子を再び「生きろ!」と励ましたユウタの想いの強さによるものであろう。

ユウタは、どう見ても さえ子に最初に遭遇したときに一目惚れしてるんだけど、さえ子のほうはどうだろう。ケンゾーに惚れた子(芳澤さん?)がユウタと さえ子を「兄妹みたいだ」と茶化したとき、さえ子は「兄は一人だけだ」とユウタと喧嘩したが、あのときにはユウタは兄としてではなく、もうユウタに惚れてたんじゃないかと( だから さえ子の中で「兄」という扱いではない )

ポッピンQ

見たのは 9 回目かな。

もう本当に最高の作品なのでみんなに見て欲しい。

今日は父娘連れが居たらしいけどちゃんと泣き笑いしていたらしいので、ターゲット層を狙えばちゃんと刺さる作品なんだよ。