2007-03-10 :-)
_ [日記][読書][感想][grep][Google][マインドマップ]本の感想をマインドマップで描かないたった 1 つの理由
( via 本の感想をマインドマップで描く )
あとで検索できないから。
マインドマップの効果は理解しているし自分でもマインドマップはたまに描いてます。平鍋健児さんが言うように「 マインドマップを描いた経験が記憶に残る 」というのも理解しています。でも読書感想を日記に書いて後日「日記内 grep 」したり site:www.area51.gr.jp を指定して Google 検索しようとしてもマインドマップした画像ではヒットしないのです。なので読書感想はテキストです。じつはいまどきの Google 検索は画像のなかの文字も検索できるんでしょうか。
_ [外部][入力][日記][内部][記憶][感想][クエリ][YouTube][Firefox][テキスト][ウィンドウ][MSN Messenger][マインドマップ]内部記憶を検索するほうが速い
上記の話題を書いてから思いつきました。
- マインドマップを描いておくと内部記憶を検索しやすくなる
- テキストに書いておくと外部記憶を検索しやすくなる
前者は平鍋さんが言っていること。後者は私が言ってること。計算機を使って検索するのに適切なのは後者です。いまのところ。音声や動画は検索できません。いまのところ。youtube を検索できるけどあれは動画にテキストなどを関連付けておいてそのテキストを検索しています。これはまあ置いておいて。
では普通に暮らしていて何か思い出したいときに以下のどちらが速いでしょうか。
- 内部記憶を検索
- 外部記憶を検索
速いのは前者です。内部記憶を検索するときは脳を働かせます。脳がどう働いて記憶を検索するのかは分かりません。でも外部記憶を検索するときの
- 計算機を起動する
- しばし待つ
- まだ待つ
- もうちょっと待つ
- もう起動したかな?
- まだだ
- 一服する
- お、計算機起動した
- じゃあ Firefox を起動する
- うがあ MSN Messenger うぜえええええ ログインしたあとにわざわざウィンドウの Z オーダーを上げるんじゃない
- Firefox 起動した
- 自分の日記を表示する
- クエリーを入力する
- 検索する
- あれ? ヒットしない
- ていうかあのときなんて書いたっけ
- これかな?
- 違った
- これか?
- あった
という手間がかかるわけです。本の感想を思い出すためにいちいちこんなことをしていては生活できませんね。
本の感想を思い出したいときに思い出せるなら脳内のほうが効率は良いんでしょうが、人間そんなに便利に出来てないので、私は外部記憶に頼りますねぇ…<br>あえて感想を持たないで、また読んだときに新鮮な気持ちになると言うことを楽しんでいることもありますが(笑)
あらかーさん<br>「 脳は情報を処理するところであり情報を記録しておくところではない 」と誰が言っていたか忘れたけど、私もその話には同意なのです。私も記憶力は良くないし物覚えが悪いし人の顔と名前を覚えないし。<br>でも最近というか、何冊も本を読んでるのにその本が何を言っていたかというのを覚えられないのです。自分の身にならない。たとえばトムデマルコの本はたくさんあるけど「 ソフトウェアピープルは職場環境のことが書いてある」「 デッドラインはプロジェクト全般のことが書いてある」くらいにザックリとは覚えてる。じゃあ具体的に何が書いてあったっけというのを覚えてない。<br>本を読んだのに具体的なことを覚えてないという状態にあるのです。ここをなんとかしたいと常々考えてるのだけど解決の案を考えられなかった。そこで平鍋さんの文章を読んで「 ただ知識だけでなく一緒に経験をともなわせる 」というヒントを貰ったわけでした。<br>学生のころに最初に本を読んだときにはまだ分からなくて、仕事するようになって数年後ににもう一度読んだら「 ああなるほど 」というのはよくあります笑
s/ソフトウェアピープル/ピープルウェア/<br><br>ソフトウェアピープルは雑誌だ
仕事関係の本は、実践してみないと記憶に残らない。<br>ラノベは新刊買って「さぁ読むか」って読み始めれば自然に過去も思い出せる。<br>きっと脳みその使ってる所が違うに違いない。
矢道さん<br>小さいころにやった漢字の書き取りもそうだし、楽器の練習もそうだし、頭で考えるだけじゃ覚えないというか身につかないんすよね。