2006-02-23 :-(
_ 「へんな会社」のつくり方
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読み終わり。
いわずと知れた はてなの社長近藤さん( はてなでは id:jkondo ) の本。
p.032 より引用。
...ここで重要なのは、「 その情報を出すべきかどうか 」を、情報発信者が判断しないということです。すべての情報を出しておいて、情報閲覧者が「 その情報を読むべきかどうか 」を判断すればよい、と考えるべきです。
これは先日話題にした はてなブックマークのお話。
運営する はてなは情報規制しない。
情報は受け取る側が判断するというもの。
などといった はてなの精神が分かる本です。
ref.
- タグづけ制限する?しない? [2006-02-08]
- [を] 「ウェブ進化論」の読書メモ [2006-02-09]
_ Joel on Software
4274066304
だいぶ前に読み終わり。
プログラマの役割をしたことがあるひとならば楽しめる。
読んでるときに「 ぷぷ 」と笑ってしまうようなネタで満ちている。すごく面白い。
- コードコンプリート
- 達人プログラマー
- ラピッドデベロップメント
- ピープルウェア
- デバッギング ザ デベロップメントプロセス
を混ぜ合わせたような内容。
著者 Joel 氏のブログをまとめたもなので、順序だててというか体系的に説明するようなものではない。
抽象的、一般的な表現ではなくて、経験談としてかなり具体的に書いてある。具体的に書いてあることが重要なようだ。
p.226 より引用。
NT4.0 だけで起きるある妙なバグがあったときも、私はそれを 3 分間のデバッグで解決できたのだが、それは VMWare の使い方を知っていて、VMWare にクリーンな NT4.0 環境をセットアップしてあったからであり、また Visual C++ を使ったリモートデバッグのやり方を知っており、関数の戻り値を知るためには EAX レジスタを見ればよいことを知っていたからだ。
私はリモートデバッグはやったことないけど、外注さんから頂いたプログラムを動作確認するときに関数の戻り値を改ざんするために Visual C++ の「 メモリウィンドウ 」を開いて関数の戻り値が入っているメモリの値を変えてデバッグしたことがある。return func1( func2() ) なんて呼び方すんなー。まあこれはこれで
- コードが短くなる
- 変数が減る
という利点はあるのだけどね。
以下のうち
if( ( fp = fopen( "file", "w" ) ) == NULL ) exit( 1 );
と書くか
fp = fopen( "file", "w" ); if( fp == NULL ) exit( 1 );
と書くかの違いなんだけど。
ちなみに私は後者が好み。
ref.
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4756108032
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475611623X