2005-07-19
_ 朝
0610 起床。
_ Swebok
( via *Backtrace* カレーなる辛口Javaな転職日記 )
昨日関連する本を読んだばかりの( 2005-07-18 )ソフトウェア開発プロセスについての話題。
ところで昨日の日記では私は本の概要だけを書いていて私の意見は書いていない。
私がまだソフトウェア開発プロセスの経験があまり無いからである。否定も肯定もできないのだ( ダサい )。
それはそれとして。
以下 Swebok より引用。
Swebok は必要以上に計画駆動開発(plan-driven development)を強調しており、アジャイル手法はまったく認めていないことがよく分かった。
昨日読んだソフトウェア開発プロフェッショナルには SWEBOK の概要は書いてあったのだけど、具体的な方法は書いていなかった。アジャイルという単語も出てこなかった。やはり原文を読むのか。SWEBOK 本文はこちら( PDF )。けっこうな量だ。しかも英文...。がんばって読むしか。
以下 カレーなる辛口Javaな転職日記 より引用。
「UMLモデリングがオブジェクト指向の神髄だ」などという戯言に踊らされる人が後を絶たない理由が分かった気がする.こういう人に対して「あなた達のやり方自体が間違いなのだ!」と言っても信用されない。
そのような言葉に踊らされるひとたちは「 銀の弾丸 」を求めているのだろう。銀の弾丸とは、ソフトウェア開発においてどんな問題でも一気に解決してしまうというものである。魔法という表現でもいいだろう。そしてもちろん銀の弾丸などない。そのあたりはフレデリック・ブルックス「 人月の神話 」にも詳しい。
このように「 ほんとにソフトウェア開発プロセスなんて使ってるところがあるのか? 」という現状なのだけど、ソフトウェア開発プロフェッショナルによると、ソフトウェア開発プロセスが実際に機能しているのは以下のような組織らしい。
- NASA - The Software Engineering Laboratory
- PARC( 旧名 Xerox パルアルト研究所 )
- Microsoft 研究所
- IBM 研究所
たしかこんな組織が書いてあったと思う。ようするに金と時間と人間のリソースが膨大にある組織である。ただし、この中でも Microsoft は体系的なソフトウェア開発プロセスではなくソフトウェア開発者たちのものすごく高い動機による体育会系的なノリと勢いによる開発らしい。
弊社はほとんどがウォーターフォールモデルでの開発なので Swebok では「 現状では使い物にならぬ 」と言われていたけど、 現状の SWEBOK でも使えそうだ。
_ GOSICKs ─ゴシックエス春来たる死神─
GOSICK 本編の一弥とヴィクトリカの出会いの前やらのお話。
図書館の迷路階段の高さというのはたしかいままで見たことがなかったのだけど、今回初めて挿絵で見た。