2013-08-07 :-)
_ 第27回ファミリークラシックコンサート~ドラゴンクエストの世界~ 交響組曲「ドラゴンクエストⅤ」天空の花嫁
@東京芸術劇場
リニューアルしてから初の東京芸術劇場であった。
ドラゴンクエストVはやはり「大魔王」(ラスボスの曲)がよい。ラスボスの曲なのに半分くらいは奏者が 3, 4 人しかいないという。静かなのだけどそれによりラスボスの恐ろしさが表現されている。
今回はアンコールが 3 曲あった。「この道わが旅」だけでもお腹いっぱいなのにさらに「そして伝説へ」も演奏されるという大盤振る舞い。この組み合わせは今まで経験したことがない。明日世界が終わるのではないかと思うくらいに驚いた。
- 天の祈り (DQ9)
- この道わが旅 (DQ2)
- そして伝説へ (DQ3)
「ドラゴンクエストVが発売されたのが 1992 年です。21 年前ですね。{ 会場からどよめき } テレビゲームと同じくらいの歴史があります」{ ちょっと違ったかも }
「ドラゴンクエストVの大きなテーマとして結婚があります。結婚は、誰でも一度くらいは経験するでしょう。一度だけでないひともたまに居ますが。僕のことは置いておいてください。ドラゴンクエストVでは、ビアンカというキャピキャピした女の子が居て、彼女と結婚するんですが、これは誰でもやったと思うんですが、結婚する前にセーブしておいて、もう一人の女の子との結婚も経験してみるという。みなさんもやったでしょう。この中で(結婚前セーブを)やったことあるひと。{ けっこうな人数が挙手 } ゲームならではの経験ですね」
私もドラゴンクエストVはプレイしたけど(ラスボスの手前でセーブデータが消えたので未クリア) ビアンカと結婚したのだったかなあ。
アンコール前に
「僕ももう 82 歳になります { 会場から拍手 } これまでの人生を振り返るといろいろなことがあったなあと。というわけでアンコールは「この道わが旅」です」
さらに
「これだけの拍手を頂いたので、もう 1 曲やります。『そして伝説へ』{ 会場から歓声 }」
泣きながら聞いていた。
この 2 曲を聞いて泣かないおっさんは居ないだろう。
今回のコンサートは仕事の都合により来れるかどうかあやしかったんだが、なんとか来れた。来てよかった。