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ヨタの日々

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2019-01-13 :-)

_ [舞台挨拶][ラブライブ!サンシャイン!!]劇場版ラブライブ!サンシャイン!! 舞台挨拶を見てきた

@横浜ブルク13

1/4 から上映開始てたけど先週は何かと忙しかったので 20190104#p02 20190105#p02 20190106#p01 第一週は見に行けませんでした。今週から第二週です。

ところでこれは 3 期あるんじゃないですかね?

横浜ブルク13に Aqours メンバーのパネルがあるようなことを twitter で見かけたんで EOS R を持参したんですが、そんなものはなかった。フォトセッションがあるようなのでそこで EOS R を使おうかと思っていたらヨハネから「大きいカメラは使用禁止」と言われたのでスマホで撮影しました。一眼レフなんて望遠レンズを使いだしたら普通に邪魔だしな。

来場者特典は千歌でした。

ラブライブ!サンシャイン!!The School Idol Movie Over the Rainbow

上映前にフォトセッションがあります。

ラブライブ!サンシャイン!!The School Idol Movie Over the Rainbow

ネタバレ回避の改行

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

別れ

劇場版は「別れにケジメをつけて前に進む」というテーマでした。あるいは「未練を残さない」「別れの現実を受け入れる」というテーマです。そしてところどころに「経験を積み重ねる」「無駄な経験などない」ということも描かれています。

3年生

3 年生が居なくなり 6 人となった Aqours ですが 3 年生が居なくなったことは意外と大きく心理的に響いているようで、Aqours のパフォーマンスが落ちました。それは残った 6 人にとって 3 年生という存在が思っていたよりも大きな心の支えになっていたからですね。私も劇場版をこうやって見るまで「Aqours の 3 年生はなにやってんだろな」と思ってたんですが、3 年生たちは Aqours としてというよりも Aqours をマネジメントとして支えていたんですね。果南はそのずば抜けた身体能力をもってメンバーの手本となり、ダイヤは生徒会長として生徒の柱となり、鞠莉は理事長としてそして持ち得るコネを利用して、3 年生たちは Aqours を支えていました。Aqours のリーダーは千歌ですが、3 年生たちはサーバント・リーダーシップを発揮していたわけです。

前進

残った 6 人たちについて、それぞれが前に進む姿がすごく丁寧に描かれています。過去と向き合い、別れと向き合い、出会いに向き合い、その経験をもって前に進みます。Aqours だけでなく、Saint Snow についてもテレビシリーズについての決着がつけられます。いやむしろ精神を成仏させるというか、理亞が納得して姉の聖良を送り出すこと。

6 人それぞれにストーリーが描かれますが、ルビィが顕著です。ルビィは Saint Snow との絡みがあるため、Saint Snow が描かれる場面では自然とルビィも焦点が当たります。千歌たちが卒業したらリーダーはルビィなのではないかと思わせるくらいに、ルビィは成長しました。

ラブライブ

μ'sのときと違いますね。μ's は 3 年生の卒業を機に解散し、またスクールアイドルの精神も音ノ木坂学院に受け継がれていません(音ノ木坂出身の梨子が μ's の存在どころか、スクールアイドルすら知らなかったことからも、それは分かる。梨子が入学したときにはすでに μ's の全員が卒業済みとはいえ、それでも神話レベルで語り継がれてもよいはずの μ's について同じ音ノ木坂の生徒である梨子が何も知らないというのは、音ノ木坂のスクールアイドルの精神は途絶えたと言える)。

いっぽう Aqours は 3 年生が卒業しても 6 人で Aqours として活動を続けます。ラブライブ!に Aqours の名を刻んだあとであっても、Aqours という名前を残すだけでなく、浦の星女学院の生徒全員が、文字通り一丸となって達成したラブライブ!優勝 までこぎつけたときの団結力。全員が同じ方向を向いているという組織力。そのようなテレビシリーズの描写により、Aqours の精神やスクールアイドルの精神は浦の星に染み渡りましたが、それ以降のことについても、「空気を読んで Aqours の精神を受け継ぐ」という丸投げではなく、「Aqours は引き続き活動する」という具体的な行動によって示されています。

over the rainbow

劇中で「虹」については 2 回描かれました。テレビシリーズ 2 期最終回のものと、内浦の海岸で千歌が言葉にした虹。後者は、千歌が言う「虹」とはいったいなんのことなのか抽象的に表現されているのでいまいちわかりませんでした。前者についてはこちらです( via ラブライブ!サンシャイン!! 2期 第13話感想的なアレ - 朝靄とネクタイ )。最終回で浦の星に描かれた虹。

20171230235054.jpg

私は「over the rainbow」の「the rainbow」とは、この最終回で描いた虹なのではないかと思いました。テレビシリーズ1期、2期を通して経験してきたあれやこれや、最初に千歌が 1 人で始め、1 人ずつメンバーが増え、9 人となり、グループ名を Aqours と決めたあの時間。Saint Snow との出会い。初めて上京したときに味わった「0」。なんのためにラブライブをおこなうのかを決意したとき。覆せなかった廃校。ラブライブでの優勝。浦の星の生徒全員での閉校祭。「over the rainbow」とは、すべての出来事を糧として次に進むのだ、というメッセージとして捉えました。