2018-01-06 :-)
_ [中二病でも恋がしたい!]映画 中二病でも恋がしたい! -Take On Me- 舞台挨拶を見ました
@新宿ピカデリー
友人にポッピンQを普及するために、友人が参加するイベント且つ私の都合がつくイベントを探したらちょうどチケットぴあに本作品の舞台挨拶のチケットが「リセール」されていたのでせっかくだからチケットを買ったのが昨晩のこと。見てきました。なおテレビシリーズ2期は見てません。
上映が始まる前に観客向けのフォトセッションがあるので撮影し放題の時間。
いちおうネタバレ回避
テレビシリーズとその後の総集編劇場版も見ておいて、今更だけど、「中二病」は彼/彼女たちが作り出した「自分が見ている世界」(だから「爆ぜろリアル」と言っている)なのだし、そうなってしまったのは彼/彼女たちが現実にうまく向き合うスキルが無いためで、ただそのスキルというやつは「社交性」というふんわりしたものだし、結局「空気を読む」「周囲に馴染む」「現実と折り合いをつける」というだけのことなんだけど、彼/彼女たちはそのスキルを持っていない。六花は現役で中二病だから、つまり社会に馴染めていない。社会というのは、学校、家庭、友人、恋人などなどのこと。そんな六花をどうやって社会になじませるか、というのがテレビシリーズから一貫している話題です。たぶん。2期見てないから分からん。
本作品では勇太と六花が駆け落ちするわけだけど、ただその行動も大人の十花には読まれているし(つまり大人に抗う子供として描かれている)。
また、札幌空港かな、そこで勇太が六花に渡すものは、一般的には「給料三ヶ月分」というどこかの企業が宣伝した文句に世間が踊らされ結果出来上がった文化であるけど(バレンタインデーと同じです)、勇太も六花も高校生なので、その場面で登場するのは「給料三ヶ月分」なんかではなく玩具のような物だけど、高校生の彼/彼女がいま出来る誠心誠意の行動なのである。「ごっこ遊び」と言えばそれまでだけど、背伸びした彼/彼女たちはたしかにあの場面では 自分の心に 誠実であろうとした。
彼/彼女がお互いに対して誠実になったのはクライマックスをお楽しみに。