2014-02-07 :-)
_ 午後
1300 デバッグしTARI
_ [ワーグナー][ニーベルングの指輪][ドラゴンクエスト][すぎやまこういち]すぎやまこういちのドラゴンクエストvsワーグナーのニーベルングの指輪
@東京芸術劇場 コンサートホール
ゲストに堀井雄二! ということで平日だけど脊髄反射でチケットを買ったら、前から 2 列目だった。すぎやまこういちと堀井雄二なんて、すげえ組み合わせなのにこんなものか。まあいいや。
ニーベルングの指輪は飯守泰次郎指揮。すぎやまこういちはドラクエ指揮。指揮を交代しながらドラゴンクエストの曲とニーベルングの指輪を演奏する。
ニーベルングの指輪は先日ラノベで「ジークフリート」の部分だけ読んだ程度のゆとり教育のおっさんですが、ニーベルングの指輪はすべての話を見ると西洋の他の神話と同じように基本的に神がクズである。女にだらしないというか、それにより嫉妬などで揉め事が起きて殺人(殺神?)に発展するという安定の流れです。カンピオーネ!では「神は傍若無人であり自分勝手に行動し周囲にとてつもない影響を及ぼす。迷惑そのものだ」などと表現していた。
曲とか
- 序曲(DQ1)
- 演奏対決1 駆けめぐる
- 広い世界へ~大平原のマーチ(DQ7)
- ワーグナー ワルキューレの騎行~楽劇「ワルキューレ」第3幕から
- 演奏対決2 不気味なキャラクター
- 洞窟に魔物の影が(DQ5)
- 大魔王(DQ5)
- ワーグナー ジークフリートの角笛と目を覚ます洞窟の大蛇~楽劇「ワルキューレ」第2幕から
- 演奏対決3 戦い
- ワーグナー ジークフリートと大蛇の戦い~楽劇「ワルキューレ」第2幕から
- 戦闘のテーマ~アレフガルドにて~勇者の挑戦(DQ3)
- ドラクエの生みの親 堀井雄二氏とすぎやまこういち氏のスペシャルトークコーナー
- 演奏対決4 ファンタスティックなシーン
- ワーグナー 森のささやき~楽劇「ワルキューレ」第2幕から
- おおぞらをとぶ(DQ3)
- 演奏対決5 旅
- 冒険の旅(DQ3)
- 海図を広げて(DQ4)
- ワーグナー 夜明けとジークフリートのラインへの旅~楽劇「神々のたそがれ」序幕と第1幕から
- 演奏対決6 エンディング
- そして伝説へ(DQ3)
- ワーグナー フィナーレ~楽劇「神々のたそがれ」序幕と第3幕から
- アンコール
- この道わが旅(DQ2)
トーク
飯守泰次郎「私もドラゴンクエストは好きです。それが今回一緒にやれるということで嬉しい」
すぎやまこういち「僕はワーグナーなんて恐れ多い。ワーグナーとドラゴンクエストの出会い {だっけ} くらいでやりましょう」
すぎやまこういち「僕はワーグナーの CD は持ってないんですが、学生のころ、昭和 26 年という終戦後すぐなんですが。この会場に昭和 26 年はまだ生まれてなかったひと、手を上げて。1236 人ですね笑 まあその昭和 26 年にオーケストラやるからこの指止まれ と言ったら 40 人集まりまして。すごいです。さすがボンボン。僕は奨学金で入学したんですが、みんな金持ちだから奨学金が全然使われなかったそうです。僕が奨学金を使うと言ったら喜ばれました笑」
トーク
飯守泰次郎「ニーベルングの指輪は全部で 15 時間くらいの演奏があります。今回はダイジェストでお送りします。ドラゴンクエストもけっこう長いのではないですか?」
すぎやまこういち「ドラゴンクエストの曲は 11 時間あります。」
トーク
すぎやまこういち「僕ももう 83 歳になります。長い旅です。ドラゴンクエストには若い女の子とおじいさんも登場して、『ピチピチギャルはええのう』なんて言ったりするんですが、その気持が分かりました」
堀井雄二とすぎやまこういち
堀井雄二がスライムのぬいぐるみを抱えて登場( 超ビッグなスライムぬいぐるみLLサイズが登場!! )
すぎやまこういち「ゲーム作家の堀井雄二さんです。スライムというと海外だとオドロオドロしい絵ですよね。このスライムは堀井さんがそういう絵にしたんですか?」
堀井雄二「いえ。僕も最初はドロドロした絵を書いたんです。それが鳥山さん(鳥山明)から返ってくると、こうなった」
すぎやまこういち「先ほど女の子の話題を出したんですが、堀井さんは一番最初の女の子との出会いは何でしたか?」
堀井雄二「いろいろインタビューされてきましたけど、こんな質問されるのは初めてです笑 小学生のころに同級生の女の子ですね。活発な子でした。」
すぎやまこういち「でも成果は無しと笑」
堀井雄二「ありませんでしたね笑」
すぎやまこういち「堀井さんは学生のころ何をやっていたんでしょう { すぎやまこういちが学生のころ音楽やってたから、その流れだったかな }
堀井雄二「僕は漫画家になろうとしてたんです。それで高校のころも漫画を書いてて {だったかな} 大学に行って漫画研究部に入った」
すぎやまこういち「その漫画の経験がドラゴンクエストにも活かされているんですね。ドラゴンクエストはセリフが少ない。最低限のセリフだけで話が分かる」
堀井雄二「漫画はセリフで話が進むんですが、ドラゴンクエストもセリフを少なくするようにしました。長いセリフは読まないですから {とかなんとか}」
トーク
アンコール
すぎやまこういち「たくさんの拍手に応えて、アンコールやります。『この道わが旅』83年です。」
最後の挨拶
終演後 再びスライムのぬいぐるみを持って現れた堀井雄二が客席先頭のひとにぬいぐるみを渡していた。いいなあ