2007-09-28 :-)
_ [高橋コウタ]通勤ったー
高橋コウタ音楽集
「音楽集」という作品ではないんですが。SOLID STATE JAPAN - MUSIC DOWNLOADS にある曲たちです。リッジレーサー「 Euphoria 」のアレンジなどもあります。いまさら気づいたんですが EXTRA のところにはけっこうな量の文章があるんですね。ギタースタイルの参考 などは私なんぞが読んでもさっぱり分からないんですが hiroym なら喜んで反応しそうです。
_ [PRESS START 2007]PRESS START 2007(私的総括編)に便乗する
まれいんさんによる PRESENTS PRESS START 2007[ 2007-09-17 ]についての私的感想です。まれいんさんのレポートはこちら。
- ゲームミュージックの話がしたいんですよ: 「PRESS START 2007」行ってきました報告
- ゲームミュージックの話がしたいんですよ: [イベントレビュー]PRESS START 2007 横浜公演(前編)
- ゲームミュージックの話がしたいんですよ: [イベントレビュー] PRESS START 2007 横浜公演(後編)
結論
まれいんさんに便乗して、PRESS START 2007 の悪かった点のみに絞って強引にまとめるて一言で表すと以下のようになります。
いろいろやりすぎ
あれもやろう、これもやろうとしてまとまりが無くなっているわけです。
試行錯誤
- え?オーケストラコンサートで [H.] のライブやんの?
- 間髪入れずに「檄!帝国華撃団」すか (‾ω‾;)
- ううん、THE BLACK MAGES ( 以下 TBM )ねえ...。
という状態だったため、まれいんさんは「 これは観客が戸惑うだろう 」と感じているんだと思います。たぶん。たしかに、一般的に考えると戸惑いがあるんじゃなかろうか、と思っています。では私自身はどうだったのかというと、PRESS START 2007 はすんなり受け入れました。それはなぜか? 理由は以下。
- 予めプログラムが発表されていた
- [H.]が出演することは分かっていた
- TBM が出演することは分かっていた( ref. 植松伸夫です。 )
- EXTRA のライブ[ 2007-07-07 ]のときに [H.] も TBM も体験したのでどのようになるか想像できた
- PRESS START はまだ歴史が浅い( 今回で 2 回目だ )ので首謀者たちは試行錯誤している( はず )
[H.] や TBM に関してはようするに想定の範囲内だったので当日はとくに戸惑いませんでした。
エンターテイメント
上記に挙げた理由のうち最後の理由は重要です。PRESS START 2006 でも言っていましたが PRESS START の主旨は「 エンターテイメントにしたい 」というものです。PRESS START 2006 の日記[ 2006-09-22 ]から再掲とか引用とか。
- 海外ではゲームミュージックのコンサートが大人気
- 海外では日本のゲームの曲が使われている
- ゲームミュージックのコンサートは日本では無い、じゃあやってしまえ
- 1995 年あたりには すぎやまこういちさんがやっていたがもうやってない
- オーケストラはクラシックだけでなく映画やドラマでも使われている素晴らしい音源だ、ゲームもオーケストラでやろう( 竹本 )
- ( オーケストラは音楽を奏でるツールというニュアンスだった )
- オーケストラをエンターテイメントとして使う( 植松 )
- 年に 1 度 ゲームショーの時期にコンサートやりたい
- ゲームショーはみんな忙しいけどね
エンターテイメントというのは植松さんらしい。VOICES 2006-02-18 もそうだったがアレはオーケストラコンサートを楽しむというよりエンターテイメント、ショーとして楽しむものだった。
私の推測なのだけど首謀者たちは以下のように考えてるのだと思ってます。
- オーケストラコンサートはすでにすぎやまこういちさんが開催している
- ドラゴンクエストコンサートなど
- もはや恒例
- オーケストラコンサートはそちらに譲ろう
- PRESS START ではオーケストラコンサートを型破りにするくらい演出しよう
「 首謀者たちは試行錯誤しているのだ 」と思ってるので、PRESS START 2007 の「 いろいろやりすぎ 」という状態であっても私は「 今年はまた妙なことをやってるなあ 」と、すんなり受け入れました。
VOICES と PRESS START の印象から、こーいった型破りなコンサートというのは植松伸夫さんの好みが入ってるんじゃないかと思ってます。本人に確認してないですけどね。
THE BLACK MAGESについて
一方、企画側が観客に媚びているのではと感じたのは、ラストに登場した THE BLACK MAGES(以下「TBM」)。「片翼の天使」を演奏するだけならオーケストラだけで充分だったと思えるのに、何でわざわざアレンジバージョンを披露するためにTBMが出てきたのか。
まれいんさんほどのひとならご存知かと思いますが、いちおうフォローします。
TBM が演奏したのはファイナルファンタジー 7 アドベントチルドレン( FF7AC )の「 再臨: 片翼の天使 」です。ファイナルファンタジー 7 オリジナルの「 片翼の天使 」を アレンジしたもの ではありません。「 再臨: 片翼の天使 」は FF7AC のクラウド vs セフィロスの場面で使われています。「 再臨: 片翼の天使 」はオーケストラと TBM が共演してます。PRESS START 2007 で TBM が出演したのは以下の理由だと思います。
- 首謀者に植松伸夫さんが居る
- せっかくだから植松伸夫さんも何かやろう
- じゃあ TBM だろ
- TBM が出演するならば オーケストラ + TBM の「 再臨: 片翼の天使 」が最適
というわけです。
ちなみに「 再臨: 片翼の天使 」の初演は 2005 年に海外で開催されたコンサートのようです( ref. 「ファイナルファンタジー」コンサートを米国で開催 )