2017-01-07 :-)
_ [ポッピンQ]ポッピンQ を見てきました(2回目)
@立川シネマシティ
今日から特典が配布されるということで行ってきました。好きな作品ですゆえ。あとパンフレットも買ってきました。
以下無駄に改行
女の子 5 人たちは「勇気のダンス」をマスターしたことで変身できるようになります。変身できるようになると同時に能力が覚醒します。能力は 5 人おのおの異なります。ちなみに能力の説明はパンフレットにも書いてあります。
これらの能力について、劇中では日岡蒼の能力によって 4 人ぶんは名前が明らかになります。日岡蒼は「可視化」「情報共有」です。ファイナルファンタジーでいう「ライブラ」を更に強化したものです。日岡蒼の能力に依って日本語と英語で説明が表示されます。再度能力一覧。都久井沙紀については最後の最後で能力が覚醒するので日岡蒼によるライブラ説明はありません。
- 小湊伊純: 日本語(なし) 英語「DASH」
- 日岡蒼: 日本語「情報の可視化」「情報共有」英語「VISUALIZATON」
- 友立小夏: 日本語「音が踊る」英語「Let's Enjoy Music」
- 大道あさひ: 日本語「触れず」 英語(未確認)
- 都久井沙紀: 飛翔(?)
友立小夏の能力について、前回見たときは見逃していたんですが今回はちゃんと目で見れました。英語の「Let's Enjoy Music」という文字を見たときに目が滝と化しました。友立小夏は「最初は音楽が楽しくてやっていた。でもいまは勝つことが目的になってしまった」ゆえに彼女はピアノコンクールから逃げ出してしまいました。「勝つことが目的になっている」「楽しめていない」どこかで見たことがある状況です。これはラブライブ!サンシャイン!!で Aqours が悩んでいた事柄と同じです。もっとも正確には「勝つことが目的になっている」のは Aqours ではなく Saint Snow がそうであり、Aqours は「スクールアイドルをただ楽しめばいい」と最後に気づくのです(12話)。スクールアイドルを楽しむという考えは μ's が劇場版ラブライブ!で訴えたことであり、μ's や A-RISE の世代が築き上げたスクールアイドルにおける精神そのものです。μ's たちスクールアイドルが到達した精神と、友立小夏が最初持っていた精神は同じなのです。しかし友立小夏はその「楽しむ」という精神を忘れていた。または周囲からのプレッシャーにより負けられない立場となってしまったのかもしれません。相撲でいう横綱のように。横綱は無敵でなければなりません。最強でなければなりません。だからこそ横綱なのです。友立小夏もそのような立場、つまり常勝の人間となってしまったのではないでしょうか。そのような立場になってしまったのが嫌になり、ピアノコンクールを逃げ出した。でも時の谷に来て、伊純たちと出会い、音楽を楽しんでいたときに戻りたい、音楽を楽しめるようになりたいと願ったに違いありません。その願いが具現化したのが「Let's Enjoy Muic」です。
「音楽を楽しもう」
友立小夏はもはや現在の立場を克服し、再び昔のように音楽を楽しめる精神を取り戻したのです。「負けてはいけない」「勝たなければならない」と考えていた自分に打ち勝ちました。
劇中で「Let's Enjoy Music」という文字が表示されたほんの 1, 2 秒の間に私はこれだけのことを連想し、気づいたら目から汗が大量に流れていました。